こんにちは!ワークスタイルテック株式会社のマーケティング担当、星本です。
今回は、代表のドリーにインタビューしました。サラリーマンとしての安定したキャリアから起業家の道へ進んだ彼が、どのようにして社長になり、何を大切にしながら経営を続けているのか。日々のルーティン、起業のきっかけ、そして今後のビジョンについて語っています。
「なぜ社長になろうと思ったのか?」
── ドリーさんは、もともとソニーやリクルートといった大手企業で働かれていましたよね。なぜ安定した道から、リスクのある起業の道を選んだのでしょうか?
ドリー: 「実は、もともと社長になりたいという強い願望はなかったんです。ソニーやリクルートでは順調にキャリアを積んでいましたし、給料も上がって、安定した生活を送っていました。でも、29歳、30歳の頃に周囲で起業する人が増え始め、彼らの姿を見て『人生は短い。もっとチャレンジしよう』と考えるようになりました。」
さらに影響を受けたのが、アメリカのベースキャンプという会社の働き方。彼らの書いた『Rework』という本を読み、リモートワークを活用しながら、チームとして自由に働くスタイルに憧れを持ったそうです。
「当時、日本にはそういった働き方を実現できる会社がほとんどなかった。だから、自分で作るしかないと思いました。」
「リスクを取る決断と恐怖との向き合い方」
── とはいえ、起業にはリスクが伴いますよね。怖さはありませんでしたか?
ドリー: 「めちゃくちゃ怖かったです。でも、僕は“フィアセッティング(Fear Setting)”という考え方を大切にしています。つまり、『もし全てを失ったらどうなるか?』を事前にシミュレーションするんです。」
「例えば、貯金がゼロになり、借金を抱え、家を失い、最悪の状況になったとしても、コンビニの店長になればやり直せる。人生が完全に終わるわけじゃない。そう考えると、『それなら挑戦してもいいんじゃないか』と思えたんです。」
このように、最悪のシナリオを想定した上で、「それでも大丈夫」と思えることが、リスクを取る勇気につながるそうです。
「社長のルーティン——成功する経営者の時間管理」
── 社長としての1日はどのように過ごしているのでしょうか?
ドリー: 「僕は朝型人間なので、朝5時前に起きて1時間運動します。最近は縄跳びをやったり、軽いランニングをしたりですね。その後、6時から7時まではクリエイティブな仕事に集中します。ブログを書いたり、新しいアイデアを考えたりする時間です。」
「7時になったら朝ご飯を作ります。味噌汁とパン、チーズトーストなど、シンプルなものですね。その後、子どもを保育園に送ってからオフィスへ。日中はお客さんとのミーティングが中心ですが、可能な限り現場にも足を運び、実際に製品を使っている様子を観察します。」
「夜はできるだけ家に早く帰り、子どもと遊ぶ時間を確保します。でも、経営者としての食事会も多く、どうしても夜遅くなることもありますね。」
「経営者としてのやりがいとは?」
── 仕事をしていて一番楽しい瞬間は何ですか?
ドリー: 「2つあります。ひとつは、社員との1on1ミーティング。チームの成長をサポートするのが楽しいんです。彼らの悩みを聞いて、キャリアのアドバイスをすることで、彼らが成長していくのを見るのがやりがいですね。」
「もうひとつは、お客さんが実際に自社製品を使っているのを見ること。思った通りに使われていないことも多いですが、それが逆に学びになります。『なぜこのボタンを押さないんだろう?』『もっと直感的にすべきだったか』と考え、改善していくプロセスが面白いんです。」
「10年後のビジョン」
── 10年後、自分はどうなっていたいと思いますか?
ドリー: 「実は今、ちょうど考え直しているところなんです。以前は50歳になったら大学の先生になりたいと思っていました。でも最近、50代の経営者たちと話すと、みんなまだまだ元気。自分も、あと10年で落ち着くというより、まだまだ会社を拡大していたいなと思うようになりました。」
「また、10年後には娘が18歳になっている。そうなると、もうパパの出番は減るでしょう(笑)。時間的にもっと自由ができるので、海外展開や新しい事業にも挑戦できるかもしれません。」
「いずれにせよ、何かしら新しいことにはチャレンジしていると思います。」
まとめ:挑戦を続ける経営者の姿勢
今回のインタビューを通して、ドリーの考え方や価値観に触れることができました。起業は決して簡単な道ではなく、リスクと向き合いながら進んでいくもの。しかし、恐怖に打ち勝ち、最悪のシナリオを受け入れられれば、新しい世界が開ける。
経営者としてのルーティンや決断の仕方は、管理職として働く方々にも大いに参考になるはずです。
皆さんも、今のキャリアに満足していますか? それとも、新しい挑戦に踏み出すタイミングかもしれません。
📢 このエピソードが役に立ったと思ったら、ぜひシェアしてください!
YouTube動画はこちらから👇